koeだめ 過去アーカイブ[〜2013-12-14]

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連絡はメールで、というのは仕事では許されないの、か?

28日の日経のコラム「怒ってるぞ」で、遅刻や会議の欠席連絡をメールで送ってこられたという話が載っていた。これについて、

「言いにくいことはメールで伝えるのが若者の特徴」だそうだ。女子高生は許されるかもしれんが、こっちは仕事だ。

とのこと。

まず前者の話でいくと、場合によりけりだと思う。それはメールと電話とでは特性が違うからだ。
メールの特性は非同期通信とストック、電話の特性は同期通信とフロー。
確実に情報を伝達するという意味では同期通信の電話が確実だろう。
反面コストからみたら、電話は相手を拘束してしまうという意味でコストが高い。
メールは非同期なのでいつ届くか分からない&ロストする危険性がある。
だが相手を拘束しないのでコストは低いといえるだろう。

で、すぐ間近に迫った用事に遅れるとか急に出れなくなったというのを伝える場合、非同期通信たるメールでは、すぐに届くか分からないし、相手が必ず読むかどうかも分からない為、通信手段として不適格といえる。
だが1週間後の用事に遅れそうとか出れなくなったという連絡ならば、逆に電話は不適当な手段となる。
わざわざ相手を電話に拘束してしまうし、電話をした証拠は残らない。そのため、非同期通信であるメールの方がコスト低いし、ストックできるので言った/言わないの不毛過ぎる議論にならない。
なお一番効果的なのは用件をメールで投げて、その後電話入れて確認するというのが、間違いなく伝える事ができ、言った/言わない議論も避けれると思う。
結局は適材適所だと思うので、例えばマナーだとかいう不合理な理由で通信手段を制約するのは良くない事であろう。
つーか、なんだ「こっちは仕事だ」って。多分記事で言ってるメールというのは携帯メールだと推測するが、携帯メールでの連絡が通用しないといっているのは、あなたの認知しているのが狭い会社世界の話でしょ、と思う。

また、待ち合わせの時間を○時ちょうどというように正確な時間を指定せず、大体の時間を指定してあとは携帯で調整するという人が若者を中心に増えているという事に関して、

携帯で連絡取ればいいじゃんって感じだが、それは「仲間内でしか通じない考え」(「ケータイを持ったサル」の著書がある京都大学霊長類研究所の正高信男教授)なんだからな。

とのことだが、これまでジャストのタイミングでしか合わせられなかったものが、携帯による通信で柔軟に変化に対応できるようになったんだから別に悪いことではないのではないだろうか。
携帯で連絡を取るコストが高いと思ったら、時間をきっちり指定すればいいし、逆に時間をきっちり指定してもなお不確実性が残る場合は、携帯で連絡を取って柔軟に合流を図ればいい。
携帯で調整するのが悪いというかのようにその手段を切り捨てるのではなく、これもまた状況に応じて使い分ければいいだろう。