koeだめ 過去アーカイブ[〜2013-12-14]

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ぼくらのコミュニケーションで飢えているもの

Project Facilitation Project関東ワークショップ#9に参加して得た気づき。

今回のワークショップ:「チームのコミュニケーションをSenseとMeaningで考える」

コミュニケーションで大事なのは何かという所から、プロジェクトファシリテーションって何なのかというのが自分なりに整理が付き、もやっと感が心地よく晴れてとても良い気分になれた。

話し手Sense 受け手Meaning

2008/02/27 聞いた話の部分を明確化。


ワークショップでのお話で、

Meaningは知識、意味。
Senseは空気、感情、ムードなど。

例えば、顧客は業務の事を感覚・感情で伝えようとしているのに、こちらは感覚・感情ではなく意味や値で捉えるという事がある。

もしくは、報告者は進捗の具合を感覚・感情で伝えたいのに、管理者は本数や完了率で捉える事がある。

という趣旨の事を言っておられた。

さて、過去の話だけども、チーム間のコミュニケーションが上手くいかないとなると、コミュニケーションためのルートが定められた。例えば、横のチームに質問するときはQAシートに記述&リーダーを経由(直接聞くな)とかそんなルール。でも上手くいかなくて、やり方が悪いんじゃないかと更に新しいルールが定められた。最終的にはどうしようも無くなった。

今回やっと何が問題だったのかストンと落ちた。
何かを伝える時にMeaningばかり伝えようとしてSenseが伝わらない仕組みになってたんだなと。

Meaing天国

日々の仕事の中で、Meaningには事欠かないなと感じた。
管理というと大抵Meaningの部分にフォーカスしているし、定性的な評価より定量的な評価が尊ばれるし。
よくあるドキュメントを工程間・担当者間で引き継いで進めましょう系開発方法論も、ドキュメントに載るのはMeaningだし、よくある開発の流れ自体、ややこしい現行業務分析→ムダムラモレの無い新業務像構築→理論・理屈の塊のコンピュータソフトウェアという流れで、Meaningを突き詰めていく作業だし。

でも、それだけでは何かを動かすことは出来ても、その何か自身は動けない。
Senseが無いとどうなるか。
雰囲気が悪いと、何をやってもダメという気分になってきて、正しい対応すらできなくなる。
思いやりがないと、担当の境目でうまく情報が伝わなくて連携できなかったり、仕事の擦り付け合いになってしまう。
熱意が無いと理解はもらえても納得がもらえない。
そしてプロジェクトファシリテーションとは、Senseを維持し健康的な組織でありつづける為の方法と言えると考えている。
対して、プロジェクトマネジメントは、Meaningを整理・定義しそれに向けて組織を推進する為の方向と言えると考えている。

実際、プロジェクトファシリテーションで語られる道具は、Senseに関する部分をサポートするものが主だろう。
例えば、朝会の効果は、定量的な進捗確認と連絡の場を提供するというより、チームの一体感やノンバーバルコミュニケーションによって状況を掴むといったことが重要である。

「PFとは」の端的表現

プロジェクトファシリテーションとは何かを人に説明するのって結構大変で、正確性に欠けるが「チーム作りの方法ですヨ」とかって言った事もあった。
今回のワークショップで、プロジェクトファシリテーションはSenseを扱うものだというところで自分的には落ち着いた。でも、「センス」ってカタカナで声に出したら違うニュアンスになってしまうので、「プロジェクトの(チームの)士気を高揚・維持する為の手法」というのを使おうと思う。