koeだめ 過去アーカイブ[〜2013-12-14]

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「アジャイルがダメだと思う7つの理由」は所変われば見方が変わる

アジャイルがダメだと思う7つの理由 - arclampを読み、http://thata.tumblr.com/post/45971492307/7-97に触発されて、ムズムズしてきたので、自分の目線では各項目がどのように見えるのか語りたくなってきました。

どういう所の話か

  • 場所:事業会社で新しい事業を立ち上げて営んでいるところ
  • 事業:一種のB to B to C
  • メンバー:営業面で動く人:3人、コード書いたりクリエイティブ作ったりする人:3人

1.全体スケジュールにコミットできない

そのときに「やってみなきゃ分からない」なんて言えるわけでない。

については、「やってみなきゃ分からない」と言い捨てて終わるのは無い*1ですね。なんにも解決しません。
プレゼンテーションの工夫として「やれます(キリッ」ということだってありますが、それはそれで、そう言い切って終わるとかももちろんありません。

自分たちとして「やってみなきゃ分からない」が現状ならば、ここを起点として、やってみてわかる段取りをつけたり、やってもあかんかったときにどうにかする時間を確保したりと対策を打っていきます。
そのために中長期を見通して着実に進めていきたいわけで、アジャイルな進め方はむしろ全体スケジュールにコミットするための武器になります。*2

もし、「やってみなきゃ分からない」と言うのがアジャイルな開発者の態度だと思っている人がいるとしたら、それは踏み込みが足りないよという事をお伝えしていきたいですね。他方「アジャイルとかいってる連中はやってみなきゃ分からない」って無責任な態度を取るんだろ」という向きにもそうじゃないんですよとお伝えしていきたいですね。

2.アーキテクチャ上の無駄が生じる

アーキテクチャはちゃんと考えるべきなんだ。

まさにまさに。

「やってみなきゃ分からない」がわかったときや想定を超えた何かが飛び出てきたときに適切な手を打てるように、よーくよーく考えて慎重に構築していきます。
場当たりに作るなんてアジャイルな進め方のいいところを大いに削いでしまいます。

自分がとったのは、手の込んだ仕組みをどこに入れられるかは考えるが、必要になるまで入れないこと。業務的な関連が高いものをサブシステムとして切り分けて、綺麗なデータの流れと関連に注目するという、特筆すべきもんでもない事でした。
*3
今のところはしっちゃかめっちゃかにはなっていませんが、TDDやCIなどのアジャイルな技術のバックアップがあったからこそと思っています。

3.コーチって何だよ

(コーチ話とその問題意識はよくわからないです)

世の中の大半のエンジニアの一人としては、仕事のフォームが崩れたり不要に悶々としてしまったなあという事があり、甘えグセより抱えぐせが問題だなあ感があります。
その解決の一つとして、「解決能力を引き出すための存在」なコーチを活用する構造を作っておくべきだったとふりかえって思います。

4.変化ヲ抱擁スルために固定化している

属人化をどうコントロールするかはスコープ調整の内なので、引き剥がしについて織り込んで計画を立てればいいんじゃないでしょうか。*4

6.手段が目的になっている

アジャイルに限らず、誰しもが罹患するビョーキと思ってます。
同様のビョーキとしては古い手段に固執するというものもありますが、新しい手段にかぶれて目的化する方がチャレンジングで色々得るものがあるんじゃないかと思います。
そういうチャレンジングな事を計画に織り込みつつ着実に進めることができるのは、アジャイルな進め方の強みの一つです。

7.アジリティはアジャイルだけのものではない

アジャイルなんて、一部分に過ぎないことを自覚して欲しい。

s/アジャイル/ソフトウェア開発/ というのが最近の自分の問題意識です。
何も自分の生業を卑下してるわけじゃないですが、事業を成り立たせる一部分として重要な要素でもあり、一部分に過ぎない。過ぎないけど、その部分でさえうまくやれるわけじゃないという事を悩んでいます。
だからもっと力が欲しい。技術も、安心感も、実績も、経験もまだまだ足りない。悔しい。身につけなければならない。
随分アジャイル話からすっ飛んでしまいましたが、そんな感じです(´Д`)

*1:やらないしやりたくないしね

*2:もちろん全て成功するわけでもありませんし、そんな保障もできないし。力不足感。

*3:場当たりではないつもりだし、無駄なものは作っていないつもりですが、これで本当に考えられていたか、もっといい方法があったんじゃないかとかは常に悩ましいことです。

*4:ということに思い当たりました。先ほど。